2019年08月22日

第9回薬薬連携勉強会を開催しました(ブログNo.52)

8月5日に薬薬連携勉強会を開催しました

今年度に入ってから、当院の訪問診療に同行させていただく機会がありました。
そのときにいろいろと衝撃を受け、
「もっとこの話題を薬剤師同士で共有したい」
と思い、ディスカッションの場を設けることにしました

ということで今回のテーマは、
「訪問診療の実際〜薬局との関係〜」
講師は、蒲田分院訪問診療課の越村勲先生です

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講義では、訪問診療の基本的なお話から、実際にどのようなことをしているのか…
中でも、私たち薬剤師が介入することでとても助かっているというメッセージをいただけたのは印象的でした

後半は、近隣薬局の薬剤師さんと病院薬剤師でディスカッションをしました。
ふせんに意見を書いてどんどん貼っていくと…みるみるうちにふせんだらけに

薬剤師が訪問するメリットとは?
もちろん、薬を届けるだけではありません。
薬剤師の目線で患者さんご自身の状態、お住まいの状況やベッド周りの環境などを確認することで疑問に思うことや提案できることは結構あります。
「この症状はこの薬の副作用かもしれない…」
「目薬が冷蔵庫の中にたくさんあるけど先生は気づかず毎回処方しているみたい…」
「お昼は家に誰も居なくなるみたいだけど、お昼の薬は飲めているのかな…」
ディスカッションの中で、実例もたくさん出てきました。
薬剤師が気づくことで、先生にフィードバックできたり他職種と連携できたりしてうまくいくこともあるようです

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ディスカッションしている中で、フィールドが違っても薬剤師の目指すところは同じだということを強く感じました。
ご講演いただきました越村先生、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
またこのような場でみなさんと意見交換ができればと思います









posted by 仁医会グループ at 19:23| 東京 ☀| 薬剤部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月16日

第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に行ってきました。(ブログNo.51)

京都で開催された第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に行ってきました
この学会は、プライマリ・ケアを目指す人たちの集まりなので、ジャンルが広くて面白い
また、多職種が参加しているのでグループディスカッションも多く、様々なセッションで色んな人と議論ができました。

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最初に参加したのは、利益相反についてのディスカッション。
利益相反とは、どういう意味でしょう?みなさん考えてみてください
具体例を挙げます。
患者さんが介護サービスを受けるにあたり、ケアマネージャーは、いくつかある介護事業所の中からA事業所だけを患者さんに勧める。その理由を探ると、ケアマネージャーはA事業所から接待を受けていた・・・。
つまり、利益を受けるべき人は患者さんですが、第三者であり公平な立場で情報を提供しなければいけない人が利益を享受していますね。これが利益相反に抵触します
その他、自分の気づかぬうちに利益相反に抵触している場合もあるので気を付けないといけませんね・・・。

次に、大変面白かったのが「ビブリオバトル」。
ビブリオバトルとは、京都大学の輪読会形式が広まったもので、ビブリオバトラーと呼ばれる発表者たちが、面白いと思う本の魅力を5分間でプレゼンし、聴衆が読みたくなった本を投票する書評会のことです。
今回のプレゼンターは5人。哲学的な本から物語まで、それぞれの想いを5分で話す。
これは結構練習がいるなぁ・・・と思いました。
私も色々な本を読むので、来年の学会ではビブリオバトラーとしてプレゼンしようと思います

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ほか、論文の読み方や、社会的弱者に対する日本の現状と課題など様々なセッションに参加しましたが、いずれも良い学びとなりました。
プライマリ・ケア学会に興味のある方はぜひ参加してみてください

この記事は、清水まや が担当しました。

posted by 仁医会グループ at 09:56| 東京 ☀| 薬剤部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする